トップ画像写真「二連三葉文心葉形杏葉」(古賀市)について

 古賀市は福岡県の北西部に位置し、JRの鹿児島本線と国道3号が南北に通り、九州自動車道のインターチェンジ・サービスエリアのある交通アクセスのよいところです。JR沿線は住宅地や商業地域として開発されており、国道3号から九州自動車道にかけて田畑と工業団地が広がっています。
 

                

【左から:「二連三葉文心葉形杏葉」、「同(複元CG画像)」、「馬冑」、「金銅製歩揺付飾金具(復元CG画像)」】          


 古賀市谷山にあります船原古墳(国史跡)からは、壮麗で希少な馬具が多数見つかっています。
 最近の調査の結果、出土品の“杏葉(きょうよう)”の装飾に玉虫の翅(はね)が用いられていることがわかりました。玉虫装飾の馬具は、最上位階級者用の最高級品馬具とみられており、学術的に注目されています。
 玉虫装飾品は法隆寺の玉虫厨子や世界遺産沖ノ島、正倉院中倉で見られ、そのいずれもが国宝に指定されています。
 復元された杏葉はハートのような形をしていますが、古賀神社の手水鉢など古賀市にはハートの形にちなんだ場所があります。
 今後も古賀市のハートの行方にご注目ください。
【資料提供:古賀市教育委員会】

  

                                               

                                               
  

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